7月仲夏(陰暦六月水無月・晩夏) : 藤原定家の和歌「常夏(なでしこ)に鵜」の絵

常夏(なでしこ、撫子)と鵜の絵

令和7年(2025)7月の暦

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【令和7年(2025)7月】
【陰暦の月   : 水無月・六月(西暦の月 : 7月)】
  (令和7年は閏年で六月から閏六月が挿入され十三か月となる)
【陰暦の季節 : 晩夏(西暦の季節 : 仲夏)】

 

【季節:小暑(第十一節気)】
    西暦7月前半 : (小暑)7月7日~7月21日 
    陰暦六月節  : (小暑)六月十三日~六月二十七日 

    梅雨明けとともに熱風が吹き始め、ようやく本格的な夏を迎える。
    晴天が続くため、虫干しの好機とされる。
    暑中見舞いはこの日から立秋前日までとされる。

【季節:大暑(第十二節気)】
   西暦7月後半 : (大暑)7月22日~8月6日
   陰暦六月中  : (大暑)六月二十八日~閏六月十三日

   もっとも厳しい暑さが続く。時折、夕立や激しい大雨が降り、夏枯れの大地を潤す。
   夏の最後の節気。鰻を食べ、滋養をつける土用の時期でもある。

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藤原定家の花鳥和歌〈常夏に鵜〉】

【常夏(とこなつ・なでしこ)】

      おほかたの 日影にいとふ みな月の 空さえをしき とこなつの花

 

【現代語訳】
    強い日差しがとても嫌になる水無月の空でさえも、この撫子(なでしこ)の花が咲い

   ているのを見ると、いとしいと思ってしまうことだ。

【語意】
    [常夏] : とこなつ。撫子の古名で夏の間中ずっと咲き続けることからこの名がついた

                   といわれている。

   [日影にいとふ] : 日差しを嫌うような暑さや眩しさを表現している。
   [空さえをしき] : 空さえ覆う勢いで咲く花という比喩です。

 

【鵜(う)】
      みじか夜の う河にのぼる かがり火の はやくすぎ行く みな月の空

 

【現代語訳】
     短い夏の夜、鵜飼のかがり火が宇治川に立ち昇り、あっという間に時間が過ぎて

     いく、そんな水無月の夜空です。

【語意】
    [みじか夜] : 夏の夜の短さ、
    [かがり火] : 篝火。鵜舟の船首の篝(かがり)で燃えている火
    [はやくすぎ行く] : 季節の移ろいや刹那的な美しさを表している。

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