藤原定家の花鳥和歌「藤に雲雀」の季節は現代も陰暦も清明・穀雨ですが、季節感は現代は仲春、陰暦は晩春です。

藤に雲雀

令和7年(2025年)4月の暦

【2025年4月(陰暦 弥生三月)】
清明
清明(第五節気):(西暦)4月4日~4月19日 
清明(第五節気):(陰暦)三月七日~三月二十二日(三月節) 

春うららかに山河草木が光輝く、万物清明の季節。
蝶が舞う花の盛りを迎え、雁は北へ帰るころ。
寒暖の差から水蒸気が発生し、昼は霞み、夜は朧月になる。。

穀雨
穀雨(第六節気): (西暦)4月20日~5月4日
穀雨(第六節気): (陰暦)三月二十三日~四月七日(三月中)

春の最後の節気。百穀を潤すといわれる慈雨の季節。
雨が大地を十分に潤し、苗の成長を促すことから種まきの好機とされる。
長雨は菜種梅雨といわれる。

藤原定家 花鳥和歌 藤に雲雀(ひばり)】
西暦4月    : 清明(4月4日~4月19日)
西暦4月    : 穀雨(4月20日~5月4日)
陰暦三月節 : 清明(三月七日~三月二十二日)
陰暦三月中 : 穀雨(三月二十三日~四月七日)

【藤】

ゆく春の かたみとや さく藤の花 そをだに後の 色のゆかりに

【現代語訳】
野原に咲いている藤の花は、過ぎ去っていく春の形見であろうか。
その藤の花の色さえも後々まで春の名残り思いださせてくれるように咲き誇っている。

【雲雀(ひばり)】

すみれさく ひばりの床に やどかりて 野をなつかしみ くらす春かな

【現代語訳】
すみれが咲いているひばりの寝床のような場所に身を寄せ、
野原の風景を懐かしく思いながら春を過ごしている。

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