【コロナ感染第7波の感染状況】
- 2022年6月14日 累計感染者数 908 万人 国民感染率7.2%
6月14日 1万4,689人(1日感染者数 7日移動平均値)
(国民感染率:人口当たり感染者数)
- 8月06日 累計感染者数1,410万人 国民感染率11.2%
感染者数 502万人(6月14日から8月6日までの53日間)
8月06日 21万4,980人(1日感染者数 7日移動平均値)
8月10日 25万0320人 第1最高値 (当日集計値)
21万5,265人(1日感染者数 7日移動平均値)
8月24日 26万3,442人 第2最高値 (当日集計値)
20万2,898人(1日感染者数 7日移動平均値)
- 9月01日 累計感染者数1,912万人 国民感染率15.2%
感染者数 503万人(8月 6日から9月1日までの26日間)
感染者数1,005万人(6月14日から9月1日までの79日間)
9月01日 15万7,216人(1日感染者数 7日移動平均値)
【コロナ感染第8波の感染状況】
オミクロン株変異ウイルス「BA.4」から「BA.5」になり、2022年10月11日から感染の拡大が始まり、第8波となりました。
その後、オミクロン株変異ウイルス「BQ」、「XE」などの変異株とともに猛威を振い、2022年12月末と2023年1月初めに2回の感染ピークとなり、感染流行が続きました。
1月12日から減少に転じ、オミクロン株変異ウイルス「XBB.1.5」が現れましたが、順調に減少を続けます。
- 2022年10月11日 累計感染者数 2,161万人 国民感染率17.2%
(国民感染率:人口当たり感染者数)
10月11日 2万5,565人(1日感染者数 7日移動平均値)
- 12月14日 累計感染者数2,653万人 国民感染率21.1%
感染者数 494万人(10月11日から12月14日までの64日間)
12月14日 13万5,087人(1日感染者数 7日移動平均値)
12月28日 17万0,312人 第1最高値 (当日集計値)
16万9,157人 (1日感染者数 7日移動平均値)
1月 6日 24万7,644人 第2最高値(当日集計値)
13万4,636人 (1日感染者数 7日移動平均値)
- 1月17日 累積感染者数3,163万人 国民感染率25.1%
感染者数 510万人(12月14日から2023年1月17日までの34日間)
感染者数1,004万人(10月11日から2023年1月17日までの98日間)
1月17日 13万6,172人(1日感染者数 7日移動平均値)
1月28日 6万1,399人(1日感染者数 7日移動平均値)----- 減少中
1月28日 累計感染者数3,244万人 国民感染率25.7%
2022年6月14日から始まったコロナ感染第7は8月06日までの53日間で502万人感染し、累計感染者数は908万人から1,410万人に増加しました。
さらに8月6日から9月1日までの26日間で503万人が感染、第6波開始の6月14日から9月1日までの79日間で感染者は1,005万人を記録、累計感染者数は1,912万人と大幅に増加しました。
そして、2022年10月11日から始まったコロナ感染第8波は12月14日までの64日間で494万人感染し、累計感染者数は2,161万人から2,653万人に増加しました。
さらに12月14日から1月17日までの34日間で510万人が感染、第8波開始の10月11日から2023年1月17日までの98日間で感染者は1,004万人を記録、累計感染者数は3,163万人と大幅に増加しました。
【コロナ感染第7波と第8波の感染拡大した原因】
欧米各国では日本の第7波や第8波のような急激な拡大はありませんでした。
6月1日時点で日本のワクチン接種率は81%、アメリカ67%でしたが、5月頃からこれまでの新型コロナウイルスと比較して毒性は弱いが感染力の強いオミクロン株変異ウイルス「BA.4」「BA.5」が現れました。
日本は6月14日における日本の国民感染率は7.2%とアメリカの国民感染率26%の3分の1でした。
日本はワクチン接種率が高いけれど免疫効果持続期間6か月を過ぎた人が続出し、この感染力の強いオミクロン株変異株「BA.5」により、未接種の若者や免疫力低い高齢者が感染し、第7波を引き起こしたと思われます。
第8波のパンデミックが始まった2022年12月11日時点で人口に対する感染率20.4%とアメリカの6月時点の感染率26%に近い値になりましたが、「BA.5」に加え、「BA.2.75」「BQ.1.1」「XE」「XBB.1.5」さらに毒性は低いが感染力の強いオミクロン株変異ウイルスが次々と発生しました。
また、ワクチン接種を複数回行うも、接種率は上がらず、その隙をつき、若年層から高齢者まで幅広い年代に感染が広がり、第8波のパンデミックを引き起こしたと思われます。
【コロナ感染第8波は2023年1月12日より減少に転じ、3月14日現在も減少中】
ようやく1月11日に感染のピークを迎え減少に転じ、3カ月間減少を続けました。
そして、3月14日現在、感染減少速度は緩くなっていますが収束に向かっています。
WHO(世界保健機関)「世界の感染状況」の公表を2022年8月31日で終了しました。
BBC Newsは新型コロナウイルスのワクチン「世界の接種状況は」の公表は2022年7月5日で終了しました。
アメリカは1月30日に2020年以降続けてきた新型コロナウイルスによる国家非常事態宣言2023年5月11日に解除すると発表にしました。
2022年6月まで日本国民はマスクを着用や3密対策を守り、欧米諸国に比べコロナ感染被害を低く抑え国民感染率7.2%とアメリカの3分の1でした。
第7波、第8波のパンデミックを経た2023年3月9日時点では国民感染率は日本26.5%、アメリカ31.6%の0.84倍とそう大差はなくなりました。
2023年3月9日の各国1日平均感染者数(直近7日間の平均)は下記表の通り、レベル1となり、既に入国時の制限は緩和されています。
*アメリカ疾病対策センター(CDC)の渡航警戒レベル基準:渡航の際、各国が対策を実施するためのガイドラインである。レベル1(10万人当たり50人未満)、レベル2(10万人当たり50人以上100人未満)
政府は2023年3月13日から「マスク着用は個人の判断に委ねる」と発表しました。ただし、「換気が難しい場面、高齢者施設を訪れる際など重症化リスクの高い人と接する場合は着用をお願いする」と付け加えました。
第8波は2023年1月11日を境に3月14日現在も減少中です。
2020年1月から始まり、この3年間世界を苦しめた新型コロナウイルス感染症の流行は
この第8波を最後に終息して欲しいです。